どうも「しあわせになるために」を考え続けている人間です。(行動もしてるよ!)
以前モバイル・ボヘミアンの記事を書いた通り、私は時間や場所に縛られない働き方に憧れているタイプの人間です。そこに向き合って考えてみたり、行動してみたり、ときには「いやいや大したスキルもないのに甘えなんじゃないの?」という自分の鋭いツッコミに負けそうになったり、そんな自分を説き伏せてみたりとここまでやってきました。今これを読んでくださっているあなたも、少なからずそういう働き方がないものかと思っているのではないでしょうか。
まず、やっぱり家庭環境や何を常識として生きてきたかってすごく影響度の高いものだなと思うわけですね。自営業でのんびり仕事している(ように見える)大人が身近にいれば、仕事ってあんな感じのものか~と思うだろうし、毎日同じ時間に同じ場所に通いサラリー(給料)をもらっている大人が身近にいれば、仕事とはああいうものだ!と思うでしょう。私の場合いわゆるサラリーをもらって働く側の人間が多い環境で育ちました。
2018年頃から「どうやら自分と向き合わないことには幸せにはなれなそうだぞ」と気づいて様々な角度から様々なツールや手段を使って己と向き合ってきたのですが、あるとき気づきました。
「わたし、できれば働きたくないと思っている・・・・・」
OMG。社会に出て数年、「一生懸命やった分だけ評価される」のが幻想だということは薄々感じていました(どこかにはそういう素敵な会社さんもあると信じています)。
誤解のないように言っておくと、働きたくない=億万長者で遊んで暮らしたいではないです。「遊んでいるかのように仕事してそれが価値となり、結果暮らせていけている」状態を目指しております。そして転職を何回かして、少ーしずつではありますが、だんだん近づいてきました。
自分じゃなくてもいいんだよなーとか、これもっと効率よくできるのに「やり方これで決まってるんで(思考停止)」ってそのやり方で作業をさせられるのがもう苦痛でして!(プロジェクターだから作業向いてなかったんだな、とヒューマンデザインを学んで理解)
さてちょっと取っ散らかってきたので整理してみます。「会社員向いてないかも」と思っている人は、まずそれを分解してみましょう🔍
「向いてないかも」を分解
会社員のなにが向いてないと思っているのか、が価値観を知るにはとても重要なわけです。
転職で解決するものなのか、本当に会社員じゃなくならないと解決しないものなのか、それとも日本にいる限りそれは解消されないのか・・・などなど分解して初めて見えてくるものがあります。
私の場合1
満員電車に押し込められて通勤するのが耐え難かった。混むのを避けるために早く出て、近くのカフェで朝活していました。朝活自体はいいんだけど、もちろんタダではありません。かかるコストを考えると・・・それならもっと行きたいカフェは他にもあるんだよな、と。
→この場合、「定時」というのが私の「向いてない」ポイントだと思われます。もしくは「場所」でもいいのですが、例えば定時がないフルフレックスだったらこの問題は解決するはず。
私の場合2
アジェンダのない社内の定例会議。みんなが集まったところで「今日話すことある人~?」っていうシステムが理解できなかった。目的が「親睦を深める」ことであれば、それでもいいのかもしれません。でも忙しい中人を集めているわけで、集まってから「話すことある?」「えーっと・・・」と話題を捻り出すまでのおかしな間。
→これは、チャットツールで「私が話したいことはこれです!」「今週は私は議題ないので、もしなければスキップでもいいです!」と働きかけをすることにより、何分の1かは回避することに成功しました。こういうふうに、在籍したままでも解決できることもあるのですよね。
私の場合3
昔からテンションの浮き沈みがあまりないフラットな人間なので、ほとんど周囲から気づかれないのですが、実は気分屋です。悩みを考えずに放置していると、発酵して大変なことになるのです。それが、イヤイヤ頑張って行っている会社へ行く月曜日の朝に爆発したことがありまして、もう心の中は嵐が吹き荒れておりました。とてもじゃないけどフツーに仕事はできません、という心境。許されるのならばどっか一人になれる空間に飛び込んで、今すぐジャーナリングしないと死んじゃうんじゃないかと思うときが度々ありました。
→こうなる前に手を打つのが最善ではあります。が、これは仕事環境が変われば改善する可能性はあります。当時の私は、同僚→上司→そのまた上司と話をきいてみて、この理不尽なシステムは会社全体の文化なのだと知って、諦めて転職しました。
そんな気分になってしまっているものはなんなのか、しんどいんだけど、しんどいしんどいと見ないふりをしていても問題っていうのは大きくなってまたあなたを襲うわけです。それなら、まだ太刀打ちできるサイズのうちにしんどいけど向き合ってみた方がいいんじゃない?というのが私のやり方です。
フルフレックスで、出社時間が決められてなくて、在宅勤務へ切り替えるのに上司の承認もいらないという比較的ゆるい会社に入ったら仕事終わった後なんかわからないけど悲しくて涙が・・・・みたいなことはなくなったよ。ちなみに、なぜか涙が出るとか、出社するときに体調が悪くなるっていう人はかなり無理してしまっているであろうことが想像できるので、これ以上無理せずに信頼できる誰か・機関に相談するんだよ。